負けが込んでFXから足が遠のいていた私が、ゴトー日仲値に出会うまで
みなさんこんにちは。まーきゅりーです。
「ゴトー日仲値トレード」という言葉を、聞いたことはあるでしょうか。毎月5・10・15・20・25・月末、いわゆる「ゴトー日」の仲値決定時刻の前後を狙うFXの手法です。前回、TOPIX-S&P500手法がどうやって生まれたかを書きましたが、今日はデイトレードではなく、このFXの手法にたどり着くまでの話です。派手な発見譚ではありません。地味な話ですが、書いておきたいと思います。
FXで、ずっと負けていた時期
今でこそゴトー日仲値トレードを実践していますが、それ以前の私は、FXでずっと負けていました。裁量でトレードしてはうまくいかず、正直なところFXそのものから足が遠のいていた時期です。
きっかけは、ネット記事の1本だった
そんな時期に出会ったのが、マネー系雑誌(Zaiだったと思います)のWebサイトに出ていた、ゴトー日仲値というアノマリーについての記事でした。決まった日の、決まった時間帯に、実需筋の動きから相場が振れやすくなる。そういう内容です。
FXに苦手意識を持っていたはずなのに、この記事には素直に興味を持てました。裁量で相場を読もうとして負け続けていたからこそ、「決まった日、決まった時間にだけ注目すればいい」という仕組みそのものに惹かれたのだと思います。
月6回、時間帯も被らないなら
当時の私は、すでに日経平均-NYダウ手法、そしてのちにTOPIX-S&P500手法として形になるデイトレードを実践していました。そこにさらにFXの手法を加えることに、迷いがなかったわけではありません。
ただ、ゴトー日仲値トレードは月に6回程度、しかも仲値決定時刻という限られた時間帯にしか動かない。デイトレードとは時間帯も被らない。だとすれば、それほど負担にはならないはずだ。そう考えて、手を広げることにしました。
バックテストはしなかった
日経平均-NYダウ手法やTOPIX-S&P500手法は、何度もバックテストを重ねて確立してきた手法です。一方でゴトー日仲値トレードについては、実はバックテストをしていません。
理由は単純です。ダメならすぐにやめるつもりだったからです。月6回、負担も少ない手法であれば、検証に時間をかけるより先に、まず実践して判断すればいい。そう割り切っていました。石橋を叩いて渡るような始め方ばかりが正解ではない。今はそう思っています。
決済は「会社のトイレに駆け込んで」
始めてみると、想定していなかった壁にぶつかりました。仲値決定時刻に合わせて決済したいのに、時間指定で売買できる証券会社が、当時なかなか見つからなかったのです。
結局どうしていたかというと、決済のタイミングになると会社のトイレに駆け込んで、スマートフォンから注文を出していました。今振り返れば笑い話ですが、当時は決済の環境に、正直不満を感じていました。
地味だけど、それでいい
日経平均-NYダウ手法やTOPIX-S&P500手法のような、理屈やひらめきから生まれた発見の物語ではありません。ゴトー日仲値トレードは、地味な手法です。月6回、決まった時間に、決まったことをするだけ。
それでも、いいと思っています。派手さがなくても、続けられる仕組みには意味がある。負けが込んでいた時期の私が本当に求めていたのは、むしろそういう地味さだったのかもしれません。
おわりに
負けて距離を置いていたFXに、ネット記事1本をきっかけに戻ってくることになりました。バックテストもせず、ダメならやめるつもりで始めた手法が、今も続いています。
もし今、何かのトレードや取り組みから足が遠のいているとしたら、それは戻ってくる理由が、まだ見つかっていないだけなのかもしれません。

