4時間足USD/CADの近況:なぜこのペアなのか、1カ月保有したポジションが決済された話
これまで2回、4時間足のUSD/CADトレードについて書いてきました。1回目は手法を始めたきっかけ、2回目は日足と4時間足で検証結果がまったく違ったという話でした。今回は少し違う角度から、近況を書いていこうと思います。
なぜUSD/CADなのか
これまで手法の中身は書いてきましたが、なぜ数あるペアの中からUSD/CADを選んだのかについては、まだ触れていませんでした。
まず、クロス円は避けたいという考えがありました。日銀や財務省による為替介入が入る可能性が常にあり、テクニカルな判断が一瞬で吹き飛ぶリスクを抱えたくなかったからです。
そこで候補を探していたときに、以前どこかで見た、USD/CADは一定の範囲を行ったり来たりする傾向があるという話が気になっていました。正直、どこで読んだ・見たのか出典ははっきり覚えていないのですが、気になって実際に4時間足のチャートを見てみたところ、確かにそう見える局面があり、これならいけるかもしれないと感じたのがきっかけです。評判よりも、まず自分の目で見た印象を優先した、というのは前回も書いた通りです。
9/10にエントリーしたポジション、約1カ月でストップにかかった
実際のトレードの話です。9月10日に1,000通貨の買いで、1.38101でエントリーしました。このポジションは、10月13日にストップにかかって決済となりました。
決済値は1.42269、円換算レートは111.233でした。為替差益がpipsベースで4,168(売買損益としては4,636円)、スワップ損益が91円、合わせて決済損益は4,727円でした。約1カ月、含み益を伸ばしながら保有できた末の決済ということになります。
このポジションのストップは、GMMAの長期組の一番外側のライン(前回の記事で書いたEMA60にあたります。ここではL6と呼びます)に置いていました。もともとは一番内側のライン(L1)にストップを置いていましたが、これだと利益も損失もすぐに確定してしまい、5月頃まではそういう展開が続いていました。L6に切り替えてからは、利益を伸ばせるようになってきています。今回のポジションも、このL6のルールで保有し、最終的にはそのストップにかかって利益を確定した形です。
ただ、これは1件のトレードの結果に過ぎません。1カ月保有して利益を伸ばせたという事実そのものは嘘ではありませんが、これ1件をもって手法の有効性が確認できたとは考えていません。
検証の続きは、まだ手つかず
前回の記事で「次にやること」として挙げていた、下落局面やレンジ相場を含めた期間での再検証については、正直なところまだ進んでいません。
決済ルール自体は、上で書いた通りL1からL6に変えたことで感触が変わってきていますが、これは5月頃までの運用の中で裁量的に気づいて切り替えたものです。下落局面・レンジ相場を含めた検証や、L6というルールそのものの体系的な見直しは、まだ手つかずの状態です。
おわりに
今回は結果として悪くない1件を報告できましたが、まだ1件のトレードの話でしかありません。検証の続きも含めて、もう少し材料が揃ってから、また報告したいと思います。

